2006年07月09日
米ぬかに含まれるビタミンB群の驚異的なパワー
米ぬかにはビタミンB1の他にもB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、コリンなどが含まれています。
いずれもB1に比べると量は少なめですが、体への貢献度は大です。
ビタミンB2は、B1同様、代謝に関わるビタミンで、とくにたんぱく質と結びついて大切な酵素を作ります。
これらの酵素は体の機能を正常に保つために、大きな役割を果たします。
成長促進作用もあり、成長期の子どもには欠かすことができません。
ビタミンB2が不足すると代謝がとどこおり、体が疲れやすくなったり、肌が荒れたり、口内炎や口角炎などができることもあります。
ナイアシンというのは、あまり耳慣れない名前ですが、これもビタミンB群の仲間で、不足すると皮膚がかさついてきます。
米ぬかを食事によって取り入れていれば、これらのビタミンBが不足する心配はありませんから、肌に元気のない人や、吹き出物のできやすい人には朗報でしょう。
昔の女性は、石けんとして利用していました。
米ぬかで体を洗うと肌がきれいになったからです。
もちろん当時は、米ぬかにどのような成分があるかなどという知識はありません。
生活の中で自然に身についていった知識なのですが、ビタミンBによる美肌効果のおかげだったというわけです。
パントテン酸には、副腎皮質ホルモンの分泌をコントロールする働きがあります。
人間の体には、ストレスやアレルギーに対抗して、体を守ろうとして働くホルモンがあります。
ことに現代は、ストレス社会ともいわれていますが、ストレスが長期にわたってかかってくると、このバランスが崩れてしまいます。
このとき、副腎皮質ホルモンの分泌をコントロールするパントテン酸が十分にあれば、体調を崩すことなく、急場をしのぐことができます。
つまり、米ぬかを上手に利用していると、ストレスによる疾患(十二指腸潰瘍、胃潰瘍など)を予防することができるのです。
コリンは、肝臓に脂肪が蓄積するのを抑える働きをしますので、脂肪肝や肝硬変の人には欠かすことができません。
さらに、パントテン酸と結びついて、神経伝達にも重要な役割を果たすことがわかっています。
コリントパントテン酸の結合が不足すると、神経伝達に支障が起こり、ひいては自律神経失調症に発展することがあります。
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